京美染色ピックアップ

京美染色の様々なプリント生地ができるまでをピックアップ

京美染色は様々な生地を手捺染とインクジェットプリントで行っております。
シルク、綿、麻、ポリエステルなど、生地によってプリントのコツは様々です。
そんな生地によって変わるプリントのコツをご紹介いたします。

まずは、最近需要が増えてきた、厚手の帆布のオリジナルテキスタイルプリントをご紹介!
帆布はバッグや雑貨小物に大変適しております。

ピックアップ1厚手の生地
帆布のオリジナルプリント

帆布ってどんな生地?

帆布生地は江戸時代に船の帆に使われていたのが名前の由来で木綿や麻などを平織りにした厚地の布です。
天然素材なので、使い続けるほど生地の表情に味が出ます。
また、強度・耐久性・通気性に優れた天然素材で、最近では主にバッグや雑貨に用いられる素材です。
帆布の厚みは糸の太さによって1~11号まで分けられ、号数が小さいほど生地は厚く、号数が大きいほど薄くなります。

京美染色では自社ブランド「亥之吉」で培ったノウハウを活かして8号帆布や11号帆布をハンドプリントやインクジェットプリントで加工を行い、がま口やトートバッグを製造しています。

帆布のオリジナルテキスタイルプリント生地製作をサポートします
  • オリジナルテキスタイルプリント生地の製作には生地の手配や色出し、プリント後の後処理(スチーミングや生地の整理など)と、様々な工程があります。
  • ▶ ︎詳しくはこちらを御覧ください

京美染色の帆布生地ができるまで

型染めの場合

  1. 準備

    捺染台と言われる斜めに傾斜した台に生地を貼り付けます。

  2. 色糊の用意

    プリントするために必要な色糊(プリントする際に使用する糊と染料を調合したもの)を必要な色数分作ります。

  3. 型の用意

    染型を用意して型の送りや破れがないかチェックします。

  4. 職人のハンドプリント

    生地に1色づつプリントしていきます。
    3色ある場合は3回プリントをします。
    この時、職人の手で1色づつ型を送りながら、ゴムのスケージ(大きなゴムのヘラみたいなもの)でスケージングを行い生地に色糊を印捺していきます。
    この時、柄の表現によりスケージの使い方を調整して、
    お客様のイメージする柄色になるようにしています。

  5. 後処理

    生地にプリントが終わるとスチーミング(蒸し)の工程に向かいます。
    スチーミングは生地に色を科学的に定着・発色させるために行います。
    スチーミング後は生地を水洗いし、ソーピングという工程で余分な染料を洗い流して水に濡れても柄部分がにじまないようにします。
    この時の洗いが不十分だったり、雑に扱うと生地に不良が出てしまうことがあります。
    ここでは京都の協力工場様に洗いを依頼して綺麗に加工していただいています。
    洗い後、整理(生地の幅を整えて、生地のシワを取りきれいに仕上げる工程)を行ってオリジナルプリントの帆布が完成します。

補足 インクジェットプリントでも帆布のプリント加工はできます。

京美染色の提供価値
  • 8号帆布や11号帆布などの帆布素材のプリント加工量は年間10,000m以上ですので、厚手帆布のプリントに熟練しております。
  • 自社プリントノウハウと京都の加工ネットワークを活かすことでお客様の品質・納期・価格に対応し商品製作に対する不満・不安を解消いたします。
お客様からのオリジナルプリントに関するQ&A
  • Q 最小のプリントロットは?A 50m(約1反)です。
  • Q 50m以下もプリント可能ですか?A 可能です。その場合は通常価格よりアップチャージがかかるので別途お見積りいたします。

  • Q 生地は選べますか?A はい。選べます。国内生地メーカー様から生地を選んでいただくことができます。プリントに適した生地を提案いたします。
  • Q プリントから製品まで一貫して加工することもできますか?A 可製品まで加工できます。がま口、トートバッグなどの袋物、主に弊社ブランド「亥之吉」で取り扱っている商品が加工可能です。
▶ ︎亥之吉の商品はこちらを御覧ください

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