プリントから商品製作まで

プリントから商品製作まで、OEMのお仕事承ります

京美染色は和装・洋装問わず様々な種類の生地や商品のプリント加工を手捺染とインクジェットプリントで行っています。お客様の要望に合わせて加工を選び提案いたします。
受け継がれる職人技とデジタル技術の融合により市場の変化に対応し、新しい価値の創造をめざし、京都の染屋だからできる商品やサービスを提供しています。

インクジェットプリント/手捺染で対応可能な素材

  • ポリエステル
  • ウール
  • 綿
  • シルク
  • レーヨン、キュプラ

OEM対応商品

  • ハンカチ
  • 風呂敷
  • 手拭い
  • 各種がま口
  • トートバックなど袋物

プリントから商品製作までの流れ

STEP1デザイン制作

お客様からお預かりしたモチーフ・図案をもとに、弊社デザイナー3名がお客様のイメージをデザインにします。または型染をする為の図案を作成します。デザインをデータ化して図案に仕上げたモノを紙にプリントアウトしてレイアウトや柄のイメージを確認して頂きます。この時、商品のイメージを確認する為に商品の形に デザインをレイアウトしたものを提案することができます。
お客様がデザインデータを入稿される際は 色見本(カラーチップ)や入稿されたデザインを紙に プリントアウトしたものをご用意ください。 お客様のデザインイメージとプリント生地の配色をカラーマッチングさせる為に、実際に色を目で確認にしながら作業をします。

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STEP2インクジェットプリント

前処理

前処理はインクジェットプリントをする為に必要で、プリント時の滲みを防ぎ、染料を発色させるための前工程です。弊社では亀岡工場に設備があり職工が平面の台に手張りで生地を張ってスケージングする「ハンド」加工とエンドレスベルトの上に生地を貼り付け機械的にスケージングする「マシン」加工があります。特徴は職工が生地の特性に合わせて手で生地の布目を整えて地張りするので、様々な生地の種類に対応できます。短納期、小ロット対応に向いた加工です。インクジェットプリンターを持っている業者様の前処理加工の受注も行っています。弊社が他社に先駆けてIJPを導入して以来15年間培ってきたノウハウを活かした加工でお客様の不満、不安を解消します。
(連絡先 京美染色株式会社 亀岡工場 0771-24-6860 宮脇まで)

デジタル捺染

弊社はテキスタイル用インクジェットプリンターを2台保有しています。IJPをする際の配色や画像修正を行います。弊社ではデザインから染色加工の作業を熟知した社員がいることでプリント品質に貢献しています。また、製版不要、色柄の制限がないことなど特徴を活かしたプリントや小ロット短納期の対応が可能です。仕事内容はアパレル、和装、雑貨などテキスタイルプリントを行っています。自社で前処理ができることで生地の布目を補正し、ハンカチや風呂敷、パネル柄のプリントを形どうりにプリントすることができます。お客様の要望に応じた品質と対応を可能にするインクジェットプリンターで商品製作をサポート致します。

特長
  • 製版が不要
    画像データをそのままプリントする為、型が不要です。
  • データ管理が容易
    色変換や拡大縮小がc容易にでき、多様なパターンの見本、作成が可能です。
  • 大きなパネル柄をプリント可能
    長さ10mのサイズがプリントできます。
  • 高い染色堅牢度
    耐光、洗濯、汗、摩擦などの堅牢度は4級以上を確保しています。
  • 短納期・小ロット対応
    製版がないので、製作期間が短縮できます。インクジェットプリントだから出来る顧客のニーズにあったロット対応が可能です。
  • 色数や柄に制限がない
    型は1色1版でプリントしますが、デジタルデータでプリントするので色数や柄に制限が無く、自由なデザイン制作が可能です。

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STEP2手捺染

型製作

原画をスキャナでPCに取り込みCGトレースをします。版ごとにトレースしたデータをCG合成後、インクジェットプリンタに出力し、刷り上がりの状態を確認します。アルミのフレームに紗を強いテンションでバイヤスに張り、ボンドでフレームをしっかり固定します。スクリーンに感光乳剤を塗布して原盤とし、データを直接出力します。この後紫外線で焼き付けを行います。感光乳剤の特性で光の当たったところが固まり、 それ以外が水洗いにより流れ落ちるため、パターンが焼き付きます。顧客からの依頼どおりに製版できているかどうか試し刷りを行い版が完成します。

大きな柄から細かい柄まで、顧客のイメージ通りの型を製作いたします。

型染(手捺染)

京都府亀岡市に工場があり、現在3名の職工がハンドプリントを行っています。ハンドプリントは色ごとに分かれた型を1色ずつゴムのスケージで印捺していき、色を重ねて柄にしていきます。従来のプリントに比べ、色が鮮やかで色数の多いものでもプリントできます。

特長
  • 1、色柄表現が多彩で色に深みがあります。
  • 2、職人が手仕事で行うため、生地に合わせてスケージの種類やスケージング方法を変えて色柄を表現します。
  • 3、機械染めではできない多色のプリントができます。

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STEP3スチーミング・ソーピング・水洗

  • ・スチーミングHTスチーマーという機械に入るところです。蒸気と加熱により染料が発色します。
  • ・ソーピング高温で洗浄することで、余分な染料と糊をとり除き色を固着させます。
  • ・水洗冷たい水で残留の洗剤、糊を取り除きます。

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STEP4乾燥・仕上げ

  • ・乾燥乾燥機の中に生地が入ってゆくところです。
  • ・仕上ホットテンターという機械で生地に張りを持たせ、しわを伸ばします。

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STEP5縫製・加工

縫製は京都市内の工場に依頼します。京都は国内屈指の繊維加工場の集積地です。様々な加工場がある為、京都でプリントから商品制作までのものづくりを一貫して行えます。また、工場間の距離も近く、納期対応や様々な要望にも対応できます。

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STEP6検品・商品完成

製品仕上がり後、自社にて2名のスタッフが検品作業を行い、お客様に納品致します。

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オリジナル商品の製作をお手伝いします。
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