アロハシャツをプリントから縫製までの工程をご紹介

今年1月から本格的に稼働し始めました京美染色の縫製工場ですが、これまでに色々なアイテムを作らせていただきました。

その中で今回はインクジェットプリントからアロハシャツの縫製まで製作した事例を紹介したいと思います。

工程としては下記のようになります。

工程表

レーヨン生地にインクジェットプリント

 

 

今回はインクジェットプリントでアロハシャツに使用する生地を作ります。

素材はレーヨン100%の生地を使用しています。レーヨン生地は「落ち感」があり着用時シルエットが綿などのほかの繊維と違い

独特の風合いがある生地なのでアロハシャツによく使用される生地の一つです。

染色工程に関しては京美染色YOUTUBEチャンネルに解説動画がありますのでこちらをご覧ください。

生地が仕上がってきましたら縫製に移ります。

自動裁断機で裁断

今回はお客様からパターンデータが支給されていますのでそのままCADでデータをマーキングして裁断機にデータを送って裁断します。裁断後

裁断物をピックアップして縫製に移ります。

ロックミシン

縫製ではロックミシン、本縫いミシン、ボタンホールミシン、ボタン付けミシンを使用します。

本縫いミシン

本縫いミシン

ボタンホールミシンボタンホールミシン

ボタン付けミシン

ボタン付けミシン

以上のミシンを使いながらアロハシャツを仕上げていきます。

途中折り目をつけるためのアイロンや目打ちなどの工程を経て商品になっていきます。

アロハシャツ

そうして出来上がった商品がこちらになります。

こちらの商品はいつもお世話になっているcatejinaさまの商品になります。

インスタはこちらです。https://www.instagram.com/kin___stagram/?hl=ja

プリントから縫製まで一貫生産できますのでお客様の要望を踏まえて商品づくりをしていきたいと考えています。ご興味のある方は下記URLよりお問い合わせくださいませ。

京美染色㈱お問い合わせ https://www.kyobiijt.co.jp/contactus/

よろしくお願いいたします。

 

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寄稿者 大塚 直史 (おおつか ただし)

在籍10年以上になる営業担当です。前職は石川県の染色工場で現場作業に従事。
京美染色では当時導入したばかりの最新型のインクジェットプリンターのオペレーターをしていました。
その後、呉服・雑貨・アパレルなど、幅広い業種の営業を担当。また、製造小売り部門「亥之吉」の催事で店頭での販売も経験しています。 テキスタイルにかかわる現場作業から商品の販売まで、いろいろな経験を活かして、お客様に最適な加工方法の提案とサービスを提供しています。

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