インクジェットプリントの前処理について
テキスタイルインクジェットプリントの前処理。
今回はインクジェットプリントの前処理についてです。
テキスタイルに染めるタイプのインクジェットプリントには染める前に必ず必要な工程です。
生地に前処理をすることでインクジェットプリント後の色の発色が良くなります。
インクジェットプリントの品質は前処理次第!といっても過言ではありません。
弊社前処理は平面の台に張り付けて行うものと機械で加工する2種類の加工方法があります。
今回は台に張り付ける方法をご紹介しようと思います。
まず、生地を台に張り付けていきます。この際、職人が生地の布目を見ながら張り付けていくのでハンカチなどのパネル柄も染めることができます。
その後生地に前処理剤をコーティングしていきます。
生地の素材、種類に合わせた前処理が可能で生地種を問わず加工できるところがこの加工方法の良いところです。
コーティングは長いゴムのスケージで前処理剤をコーティングしていきます。
こちらの作業を終えると生地を乾燥させて巻き取ります。
巻き取った生地はインクジェットプリンターにセットされてプリントされます。
目に見えないわかりにくい工程ですが、インクジェットプリントにはなくてはならい加工で最も重要な工程です。
お客様のプリントイメージを実現するためにこれからも頑張ってコーティングしていきます。