テキスタイルインクジェットプリントの前処理。

今回はインクジェットプリントの前処理についてです。

テキスタイルに染めるタイプのインクジェットプリントには染める前に必ず必要な工程です。

生地に前処理をすることでインクジェットプリント後の色の発色が良くなります。

インクジェットプリントの品質は前処理次第!といっても過言ではありません。

弊社前処理は平面の台に張り付けて行うものと機械で加工する2種類の加工方法があります。

今回は台に張り付ける方法をご紹介しようと思います。

地張り風景

まず、生地を台に張り付けていきます。この際、職人が生地の布目を見ながら張り付けていくのでハンカチなどのパネル柄も染めることができます。

その後生地に前処理剤をコーティングしていきます。

生地の素材、種類に合わせた前処理が可能で生地種を問わず加工できるところがこの加工方法の良いところです。

コーティングは長いゴムのスケージで前処理剤をコーティングしていきます。

前処理 シゴキ

 

 

前処理 コーティング

こちらの作業を終えると生地を乾燥させて巻き取ります。

巻き取った生地はインクジェットプリンターにセットされてプリントされます。

目に見えないわかりにくい工程ですが、インクジェットプリントにはなくてはならい加工で最も重要な工程です。

お客様のプリントイメージを実現するためにこれからも頑張ってコーティングしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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寄稿者 大塚 直史 (おおつか ただし)

在籍10年以上になる営業担当です。前職は石川県の染色工場で現場作業に従事。
京美染色では当時導入したばかりの最新型のインクジェットプリンターのオペレーターをしていました。
その後、呉服・雑貨・アパレルなど、幅広い業種の営業を担当。また、製造小売り部門「亥之吉」の催事で店頭での販売も経験しています。 テキスタイルにかかわる現場作業から商品の販売まで、いろいろな経験を活かして、お客様に最適な加工方法の提案とサービスを提供しています。

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