老舗和菓子店のオリジナル風呂敷を作らせていただきました。
オリジナル風呂敷のOEM
この度、塩屋櫻井さまよりオリジナルの風呂敷制作の依頼をいただきました。
塩屋櫻井さまは長野県で営業されている、将軍家に献上されていた小布施栗を使った栗菓子を提供されているお店です。
依頼を受けて制作させていただく風呂敷のサイズは50cm×50cmです。生地は綿のシャンタン(生地表面に畝のあるもの)です。
デザインデータをいただき、色調整を行ったあとに風呂敷をインクジェットプリントしていきます。
今回は風呂敷に仕立てるところまでを依頼されています。
風呂敷の4辺をミシンで縫っていくのですが、この際の縫い方を「三巻縫い」といって生地が3枚重なるような形で
縫っていく縫い方です。
今回の風呂敷は112cm幅の生地に2丁(2列)柄を配置して連続でプリントしていきます。
プリント後に風呂敷の縫製を行うために裁断します。
その後、出来上がったのが以下になります。
風呂敷を制作する際は横長にならないようにするため、いただいたデータを縦方向のみ3%~5%変倍をかけます。
その理由は生地が染色の加工中に縮むためあらかじめ縮み分を見越して縦にの伸ばしておきます。
そうして出来上がったのが個の風呂敷です。
このようなプリント方法は柄のパターンをかんげる必要がなく風呂敷をキャンバスのようにしてデザインできるので
それほど知識がなくてもできます。
みなさまもオリジナル風呂敷はいかがでしょうか。