インクジェットプリントの色合わせについて
テキスタイルにインクジェットプリントする為の色合わせ
今回はテキスタイルにインクジェットプリントする為に必要な色合わせについてお話します。
インクジェットプリントはフォトショップやイラストレーターで作られたデータをもとに出力します。その際、カラーモードを選択するのですが、RGB・CMYKの大きく2種類(他にも方法はありますが、とりあえずこの2種類で説明します。)あります。今回はRGBの色合わせについてご説明します。
R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の3つの色の組み合わせで色表現します。テレビはRGBで色を表現しています。昔のブラウン管を見てみると3色の色が見えていました。
数値は0~255まであり黒はすべての色の数値がすべて0になります。このRGBの数値を並べて作ったのがカラーチャートです。
実際、このような形で色の見本を取る前にあらかじめ決めたターゲットの色に近づくようにデザインデータの色の数値を入力していきます。その際にカラーチャートを見ながら作業をします。
これは綿の生地にプリントしたカラーチャートです。この色のパッチにはRGBの色の数値がプリントされており、この数値をデザインデータに入力します。
アップはこんな感じです。
測色機のようなものもありますが、最終的には人の目で色を判断して配色していくのである意味、職人技です。
たくさんの色の中から色を探しだして配色を行う作業にはこのカラーチャートが必須です。