テキスタイルに撥水加工をしてみました。
インクジェットプリントしたシルク生地にパールトーン加工をしました。
お客様か撥水加工について聞かれることがあるので今回はパールトーン加工をプリントした生地にしてみました。
パールトーン加工はきものを着用した際、食事の時の汚れや雨天時のシミや泥汚れを防ぐための撥水加工として開発されたようです。
きものなので用途といてシルク素材が考えられますが、それ以外の素材にも加工可能です。
ポリエステルや綿にもパールトーン加工は可能で、京美染色でも椅子に使用する生地(11号帆布だったと思います)をインクジェットプリントしてパールトーン加工に出した経験があります。
その際も汚れやシミを防ぐことが目的で加工をしました。
撥水加工は生地をフッ素樹脂などで覆い、表面張力を低下させることで画像のように水をかけても玉状にはじきます。
パールトーン以外にも汚れを防ぐ防汚加工や完全に水を防ぐ防水加工などテキスタイルの後加工は様々あります。
今後もテキスタイルの加工に関わることを書いていきたいと思います。